どんな会社で、どんな仕事をしているのか? などなど。
石塚建設興業について8つのキーワードでご紹介します。
1916年に創業した石塚建設興業は、100年以上の歴史を持つ長寿企業。社業が担う使命である、地域社会の発展に尽力することを受け継ぎながら、時代やニーズの変化に向き合い、社員一丸となって企業活動を全うし続けています。
創業者石塚慶蔵と一族の故郷は、新潟県佐渡市の最南端にある港町、小木町・宿根木。ここで約800年、鎌倉時代末期へと遡る歴史を重ねたと伝えられています。町は入り江の奥にある小さな集落で、江戸時代から明治にかけては、北前船の寄港地として栄えました。現存する当時の町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、船大工をはじめ多くの職人たちが腕を振るった匠の技を今に伝えています。船大工の里と呼ばれるこの地で、慶蔵は魂を込めたものづくりを学び取り、その精神が石塚建設興業の礎になっています。
石塚建設興業は、建築工事も土木工事も設備工事も請け負い、総合的に工事全体を取り仕切る総合建設業を営む会社です。このため、オフィスビルやホテルなどから住宅までの建築や、道路や発電所、港などの土木工事と、幅広い分野が仕事のフィールドになっています。
北前船との関わりが深かったことから、日本海を北上し、北海道のてっぺんで造船業と漁業を始めた石塚建設興業。このため本社は、稚内市にあります。さらに道都札幌には本店を設け、この2つの拠点をベースに道北と道央を中心とした事業展開をしています。
石塚建設興業の社訓には、PDCAの文字があります。PDCAとは、Plan=計画、 Do=実施、 Check=点検、Action=改善のプロセスを循環させ、仕事の精度を高めていく一連のサイクルのこと。石塚建設興業ではこれをより深め、磨いた5つの言葉が掲げられています。「基画」、「検討」、「実施」、「反省」、「応用」。このプロセスを基本に仕事を進め、その質を輝かせることが“石塚の仕事”なのです。
会社に在籍しながら専門学校で学び、国家資格の早期取得を目指す「企業委託生制度」をはじめ、各種免許・資格取得においては、研修や講習から試験までの費用を全額支援するなど、優れた技術者を目指す社員を全力で応援しています。
地元愛と自社で造った建築物や公共施設などへの愛を込めて。地域社会の環境保全を中心に、地域住民、子どもたちとの交流の機会を設けるなどのボランティア活動を続けています。
四代目石塚英資社長は、地元のエネルギー、環境問題に積極的に取り組んでおり、電気の地産地消を進める地域エネルギー会社の設立を目指しています。稚内市を環境先進地にしたいという想いで、新たなチャレンジを始めています。